つぶせ! こわせ! 破壊せよ!
悪の魅力にあふれるダークヒーロー
Character Classicsシリーズに、宿敵ハカイダーが登場します!
キカイダーの生みの親、光明寺博士がダークに操られて作り出した、悪の意思を持つ人造人間。兄弟でありながらキカイダーの破壊を自らの存在意義とする、宿命の敵と呼ぶにふさわしいアンチヒーロー像は、当時の子供たちの心にも強烈な印象を残しました。さらに、光明寺博士の脳が人質として埋め込まれており、透明なフードの内部に脳がむき出しとなっている姿も一度見たら忘れられない名デザイン。Character Classicsでは、かつて木下隆志が1/4スケールで原型製作したソフビキットを全高約31.2センチのレジン製完成品としてリサイズ。実物の素材感まで徹底的なリサーチを反映すると同時に、シワ一つ一つのバランスにいたるまでキャラクター性を意識し、悪役でありながらときとして主人公キカイダー以上のカッコよさを放つハカイダーの魅力を盛り込んだ造形となっています。手作業によるレジン複製により原型のディテールを忠実再現し、プロフィニッシャーによる塗装工程によるワンオフと同等の仕上げでお届け。ぜひキカイダーと並べて、善と悪の対決を再現してください。
<見どころ>
●撮影用スーツの構造を細部まで作り込んだディテールにふさわしく、塗装仕上げもとことんリアルに。黒一色と見える全身も、FRPのマスクとビニールレザーのスーツとで異なる光沢に、半光沢の手袋やブーツ、ツヤ消しのプロテクターなど、同じ黒でも撮影用スーツの素材による違いを表現してあります。
●やや腰を落としてハカイダーショットを構えた、西部劇のガンマンを思わせる抜き撃ちポーズ。劇中のキャラクターイメージを描き出す木下隆志一流のセンスが、ただのプロップ再現ではない、ファンの脳裏に浮かぶ悪のヒーローそのものと感じられる姿を作り上げています。
●アップ用スーツの電飾ギミックをイメージして、LED内蔵により両目が発光。全身黒一色のスーツのなか、フードの下の大きな目が爛々と赤い輝きを放つ様子は、ハカイダーの迫力をいっそう際立たせます。スケールを考慮して可能な限り薄く作り込んだフード、毛細血管まで描いた脳の不気味さも必見。
©石森プロ・東映