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海洋堂によるフィギュア製品の開発記や広告・商品リリースでは伝えきれない薦めポイント、最新情報&裏話をチラリとお見せする号外コーナー
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の特報映像に登場している大幅に改修を受けたエヴァンゲリオン2号機を、3Dプリンターによるデジタルガレージキットとして立体化!
ワンダーフェスティバル2020[冬]で会場先行販売されたこのキットが、いよいよ一般発売となります。
完成時は全高約25センチという充実のビッグサイズモデル!
パーツは4色の成型で、組み上げただけでも雰囲気のある仕上がりとなっています。
大半を別の機体のパーツで改修されたボディに、急造でパーツを寄せ集めたような降下装備。
いずれも非常に複雑なデザインですが、パーツ数はベースを含めても28点という比較的シンプルな内容。
デジタル出力ならではのパーツ構成で、簡単に組み立てられるキットにしてあるのです。
各部のディテールと共に、パーツ構成を確認してみましょう。
上半身は、頭部から胴体、右腕だけが元の2号機のもの。
デジタル出力されたパーツは、このようにサポート材が付いたままの状態でパッケージされています。
ニッパーで切り取ったあと、接続跡を処理して組立てましょう。
いちだんとエッジの立ったデザインとなった頭部もこのとおり、細部まで非常にシャープに出力されています。
『新劇場版:Q』でMark.09を道連れに自爆した改2号機は、ボディの大半を失って回収されました。
この新2号機では失った左半身から下半身を別の機体で補っていることから、冒頭映像の台詞でも「ニコイチ型2号機」と語られています。
この別機体が、TVシリーズに登場したジェットアローンを思わせるデザインなのも注目ポイントです。
機械的な左手の指関節、外装のみ利用された胴体の内側など、立体物だからこそ確認できるディテールも多く盛り込まれていますよ。
脚周りも、機械的なゴツゴツとした形状。
背部には、球状の機関を包むように背負われた降下用装備。
本体に負けないボリュームに、複雑に入り組んだ構造がじつに立体映えします。
全周を向くよう角度を変えて配置されたミサイルランチャー(らしきもの)やパイプ類は、従来のキットでは膨大なパーツ数になりそうな部分ですが、3Dプリンタならではの一体出力により最低限の組立てで済むようになっています。
曲がりくねったパイプとサポート材が絡み合うデジタル出力パーツは、そのままでもオブジェとして楽しめそうな魅力がありますね。
付属のベースも、本体と同様にデジタル出力によるパーツ。
ボディ各部に描かれたラインは、デカールが付属します。
このデカールと塗装で仕上げた完成作例もご覧いただきましょう。
公開が待たれる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、組みながら本編での活躍に思いをはせるもよし、観てから組むために用意しておくのもよしですね!
特報映像からいち早く立体化した「エヴァンゲリオン新2号機(降下装備付)」のデジタルガレージキット。
デジタル造形+3Dプリンタによる最先端のキットで、新スタイルとなった2号機の魅力をお楽しみください!!
©カラー
-記事構成・文・写真/ TAC☆-
■商品名
デジタルガレージキット エヴァンゲリオン新2号機α
■全高
約250mm
■仕様
光造形樹脂
■成型色
4色(Orange・Green・Khaki・Gray)
■パーツ数
全28パーツ
■付属品
説明書、専用デカール
※ベース固定用にクリアパーツ有
■原型制作
studio-蓮
■価格
¥35000円(税抜)
■発売日
2020[冬]WF会場先行販売
2020年8月上旬一般販売