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海洋堂によるフィギュア製品の開発記や広告・商品リリースでは伝えきれない薦めポイント、最新情報&裏話をチラリとお見せする号外コーナー
今回のレビューは、あの可動仏像をお送りします。
フィギュアファンのみならず話題を呼んだ、竹谷隆之総指揮による可動仏像が「タケヤ式自在置物」シリーズでリブート!
まずは不動明王が、リペイントの「黄不動」となって7月下旬に発売されます。
「三不動」として知られる青、黄、赤の不動明王画のうち、黄不動をイマジネーション。
「金色不動明王」の別名にもとづいた、メタリックにして重厚な彩色が施されています。
なお青不動も「タケヤ式自在置物」シリーズとして同時発売となりますよ。
右手には煩悩を断ち切る利剣、左手には悪を捕らえ迷える者を縛ってでも正道に戻すという羂索(けんさく)。
堂々たる立ち姿は、デスクトップに飾れば仕事をさぼる心も戒めてくれそうです(笑)。
仏の道に背く者を救う強い意思を表すという、忿怒(ふんぬ)の形相。
左右の目が上下を別々に睨む「天地眼」や同様に上下を向いた左右非対称の牙など、細かな特徴を盛り込んだ顔も迫力たっぷり!
背景にあるのは不浄を焼き清める迦楼羅炎で、台座の岩から取り外しが可能。
迦楼羅炎の彩色も本体に合わせて変更され、青不動のものより明るめの仕上げとなっています。
そしてもちろん、可動も万全!!
腰布は軟質素材を使用するとともに、各所がリボルバージョイントによる接続で可動。
大きく足を広げたポーズでもフォルムを崩さず、また左右に広がる帯で動きの激しさを表現することもできます。
胴体は2か所で分割され、リボルバージョイントとボールジョイントで可動。
どっしりしたプロポーションながら、前後左右へしなやかな動きが可能となっています。
これらの可動により激しいアクションはもちろん、立ち姿においても明王にふさわしい腰の入った姿勢をとることができるのです。
印を結んだ手首の交換パーツも付属するので、これに合わせたポーズなどもイメージが広がりますね。
せっかく2体の不動さまが揃ったので、調伏に備えたスパーリングをしてもらったり!?
ときには可動仏像ならではのリラックスしたポーズでお休みいただいたり……。
思いがけない小物が似合ったりするかも!?
(写真のアイテムは、カプセルQミュージアム「ベジコレ!~野菜ストラップコレクション~」「マグネット水族館 日本の食用魚」から)
恐ろしげな姿で、あまねく人々を煩悩から救い出す導きの像。タケヤ式自在置物シリーズの不動明王は、7月下旬発売となります!!
©竹谷隆之・山口隆/KAIYODO