海洋堂広報ブログ

海洋堂によるフィギュア製品の開発記や広告・商品リリースでは伝えきれない薦めポイント、最新情報&裏話をチラリとお見せする号外コーナー

恐竜博2023公式フィギュアプレビュー第4回!


東京・上野の国立科学博物館にて3月14日開始、大阪の自然史博物館では7月7日(予定)より開催される特別展「恐竜博2023」(https://dino2023.exhibit.jp

連続記事の第4回は、やっぱり恐竜の中でも王者の風格! ティラノサウルスの姿を迫力サイズで楽しめるソフビフィギュアのご紹介です!

大型のボックスパッケージ。台紙の背景は、ティラノサウルスが生息していた時代の環境をイメージしたもの。

 

鼻先からしっぽの先まで全長29センチ! 原型制作と造形総指揮は生物造形の第一人者である松村しのぶが手掛けています。

長いしっぽでバランスをとって身体を水平にした、二足歩行姿勢もすでにおなじみ。その他にも細部まで、最新の研究を反映したリアルな造形となっています。

 

 

パッケージのブリスターの一部は、足元を固定できるアシストパーツとして使えるようになっています。

身体を起こして咆哮するようなポーズでも、安定して飾っておけますよ。

 

 

 



可動部分は、脚の付け根と首、両手に尻尾など。

 

 

 

彩色は、頭部や足の先が白っぽく他が黒い、くっきりツートンになっているダチョウのオスを参考にしたカラーリング。

 




ダチョウのメスをイメージした公式カプセルフィギュアのティラノサウルスと比べてみても、より味わい深いものになっていますよ。

 

 

大きく口を開いた頭部は、鋭い牙も1本1本作り込まれた迫力の造形。

上顎と下顎を繋いで強力な咬筋力を生み出す筋肉や、口の中は舌の根元まで作り込んであります。

 

 

 

いまだにはっきりとした結論の出ない羽毛については、背中の一部に羽毛を生やした状態で造形。

鱗部分のディテール、凹凸を浮かび上がらせる塗装にもご注目!

 

 

 

かつては地面に引きずっていたと考えられていた長い尻尾。バランスをとるようにくねらせた造形です。





巨体に比べて小さく、それでもかなりの力を発揮することができたと考えられている前肢。

しっかり筋肉が付いた様子がみてとれます。

また、恥骨が前後に長い竜盤目の特徴が見られる下腹部のボディラインなどは、会場に展示される全身骨格と見比べてください。

 

 

 

足先は、太い3本の爪が途中からピッタリ合わさることで、この巨体の重量を支えることができたと考えられています。

後ろ側を向いた小さな4本目の爪もあります。

 

 

 

丈夫なソフビなので気軽に手に取ることができ、ビッグサイズならではの細部のディテールをじっくり観察するのにも向いています。ぜひこの「ティラノサウルスソフビフィギュア」で、恐竜の姿を身近に知ってください!!

恐竜博の詳細はこちらから
https://dino2023.exhibit.jp/#top

 


■サイズ全長:約290mm

■可動箇所 全7箇所(首・左右前肢・左右後肢・尾付根・尾)

■原型制作・造形総指揮 松村しのぶ

■監修 真鍋真博士(国立科学博物館副館長)

■販売場所
特別展「恐竜博2023」会場限定販売品
数に限りがあります。無くなり次第終了。
価格 :5,940円(税込)

© Royal Ontario Museum © KAIYODO

-構成・文・写真/ TAC☆-

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