NATURE TALES シャチとアシカ

自然の中の生き物を描き出す海洋堂入魂の大型アートスタチュー

カプセル、可動フィギュア、ソフビなど、海洋堂がこれまでにも様々な形で立体化してきた、地球上の生物たち。

新たに本格アートとしての鑑賞にも耐える大型のスタチューで、あらゆる生物をテーマにお贈りするシリーズ「NATURE TALES」がスタートします。

生物造形の第一人者、松村しのぶが造形総指揮として中心になり、他も海洋堂が誇る原型師陣がその腕を振るいます。

最初のラインナップとして、水棲の大型哺乳類であるクジラの仲間たちをテーマにした3体を順次リリース！

いずれも40センチクラスの見ごたえあるサイズに加えて、その大きさでのリアル感を計算した精密な造形やプロフィニッシャーが手掛ける塗装による質感は、モチーフとなった生物が暮らす環境まで目に浮かぶような仕上り。繊細な塗装を施した本体を大切に扱っていただくけるよう、綿製手袋が付属。それぞれ数量限定での発売となり、木彫の台座と封筒入りの証明書にはシリアルナンバーと共に、作家のサインも入れてお届けします。

■シャチとアシカ

獰猛な捕食者であるシャチは、海棲生物の食物連鎖の頂点に君臨する「海の王者」。その大きな身体と鋭い牙が強力な武器となるのはもちろん、組織だった群れでの行動や様々な狩りのテクニックを使いこなす知能の高さでも知られています。

「NATURE TALES」では、獲物として狙ったアシカを追い詰めんとする姿を躍動感たっぷりに立体化しました。巨体で行く手をふさいだシャチに対して、小回りの利くアシカは岩場の死角へと潜り込もうとしていますが、強力な尻ビレの一撃を受けるかもしれません。最大全長は9メートルにもなるというシャチのオスはメスよりも身体が大きい他、ピンと真上に伸びた長い背ビレや立派な胸ビレ・尾ビレなど、独特のフォルムを持っています。ツートンの艶やかな体表や力強い肉付きと共に、そんな外観の特徴も盛り込んだ造形・塗装にご注目ください。

■塗装コメント

シャチの白黒が生きている白黒。アシカの茶色のグラデーションがきれい。

目の色を塗り分け、アシカはかわいい目。口先などポイントにタダの白でなく黄土色のグラデーション。

■造形コメント

シャチ対アシカ

アシカを狙う「海の王者」シャチ。

小回りの利くアシカは岩場を利用してシャチの死角へと逃げようとしていますが、守備良く後方へ逃げてもシャチの強力な尾ビレの一撃を受けるかもしれません。

オスのシャチはメスに比べて体が大きく、全長9mに達します。高さ1.8mにもなる長い二等辺三角形の背ビレが最も目立つオスの特徴ですが、胸ビレと尾ビレも成長に伴い大きく幅広く発達し、メスとは印象の異なる姿になります。

その辺りの特徴も造形で再現しました。

©KAIYODO