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海洋堂によるフィギュア製品の開発記や広告・商品リリースでは伝えきれない薦めポイント、最新情報&裏話をチラリとお見せする号外コーナー
原作コミック、劇場版アニメから印象的なシーンを手のひらサイズの空間に再構築して、2002年に大ヒットを記録したミニヴィネットの『AKIRA』シリーズ。
物語の舞台と同じ2019~2020年に全4弾にて復刻する「miniQ AKIRA」シリーズの第3弾を、製品サンプルでご紹介します!!
第3弾のタイトルは、ついに「アキラ」。物語の核となる、封印されてきたアキラの覚醒をメインテーマにしたラインナップとなっています。
厳重に守られた施設の深部に到達した鉄雄が見たのは、バラバラの体組織に解体され冷凍保存されたアキラだった。
劇場版アニメでの、衝撃的なシーンです。
原作コミックから、東京の崩壊後に鉄雄の支配する「大東京帝国」で大覚様として祀り上げられたアキラ。廃墟の中の玉座は裏面まで作り込まれています。
新興宗教を率いる謎の老女。劇場アニメではあっけなく死亡してしまいましたが、原作コミックでは元ナンバーズの19号であり、ケイをアキラに対抗する触媒として導くことに。
作品世界を象徴するものとして人気の高い、金田のバイク。今回の金田は、リラックスした雰囲気でシートに腰を下ろしながらも、決意を感じさせる表情を浮かべています。
第1、第2弾のラインナップは「動き」の中の一瞬を切り取ったものでしたが、この第3弾ではいずれも静的なたたずまいでキャラクターが描写されています。
追い求めた力であるはずのアキラが、解剖済みの実験標本となっていたことを知った鉄雄。そのやりきれない表情と共に、地面に落ちた影も塗装で描かれ寂寥感を表現しています。
冷凍封印から復活したものの意思を失ったままのアキラ。うつろな表情に、飾り立てられた服装の緻密な作りが傀儡であることを示します。
ナンバーズとしての能力により、座したままですべての状況を見通しているミヤコ様は、独特の存在感が醸し出されています。深く皺の刻まれた顔や手は老人のものですが、実年齢は不明。
深く腰を下ろした座り方により、特徴的なシートポジションや長いフロントフォークを際立ってみえます。
カウルの一部を外すことで内部のメカが見られるギミックも。
単行本をオマージュしたパッケージデザインは、今回は紫が。原作コミックのなかで、アキラが表紙になった第4巻のイメージですね。
6個入りのカートンを購入すれば、ボックスを立体的に並べられるディスプレイになるペーパークラフトギミックも。
イラストを配したカートンは、フィギュアの背景として置いても雰囲気が出ます。
コレクションとしての充実度もいよいよ増してきた「miniQ AKIRA」。2月発売の第3弾は、ただいま予約受付中です!
©MASH・ROOM/KODANSHA ®KODANSHA
-記事構成・文・写真/ TAC☆-
■サイズ:全高約42mm~80mm
■原型制作:香川雅彦
■価格:6個入りBOX ¥4,080(税抜)
■発売時期:2020年02月発売