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海洋堂によるフィギュア製品の開発記や広告・商品リリースでは伝えきれない薦めポイント、最新情報&裏話をチラリとお見せする号外コーナー
コラボラインナップも好評の「かぷせるフレンズ」と「WILD RUSH」。それぞれの第3弾として、「かぷせるフレンズ 北極圏編」と「WILD RUSH 真・世界動物誌Ⅲ ~極地・北極圏編~」が発売中。
2019年の6、7月と暑い時期に発売されたアイテムですが、クリスマス前のこのシーズンにぴったりのラインナップということで改めて魅力をお伝えします!
「かぷせるフレンズ 北極圏編」は、ボックス販売のminiQシリーズ。
原型はもちろん全種を榎木ともひでが手がけ、立体物としてアレンジしたバランスによって吉崎観音氏の元イラストそのままに感じられるような魅力を実現しました。
「WILD RUSH 真・世界動物誌Ⅲ ~極地・北極圏編~」は、カプセルQミュージアムとminiQ両方での販売です。
こちらも、松村しのぶ総指揮による造形は折り紙付きのクオリティ! リアルなのはもちろん、ポーズも自然の中で生きる動物の息遣いが感じられるものになっています。
一つ一つご覧いただきましょう。まずはコラボラインナップの3種から!
立派な角を武器としても手にしたトナカイ。クリスマスをイメージした赤と緑のオッドアイに、スカートの美しいグラデーションはフレンズならではの見どころです。
WILD RUSH原型製作:吉良かずや(株式会社奇想天外)
WILD RUSHでも、もちろん角の複雑な形はポイント。雪の上を歩く大きな蹄なども特徴的です。
並べてみると、首の長い毛がフレンズではコートのファーになっているアレンジがよく判ります。
髪のグラデーションの入れ方に至るまで、WILD RUSHと並べることで元の動物の特徴がどのようにフレンズのデザインに反映されたか際立ってくるのが、コラボラインナップを併せて集めていただきたい大きな理由なんです!
可愛らしいフレンズになっても、風格を感じさせるホッキョクグマ。力強い掌が武器になっています。
WILDRUSH原型制作:松村しのぶ
のそり、という感じに歩みを進める姿で、どっしりと太い四肢に力強さがあふれていますね。
WILD RUSHでの毛並みを見ると白一色ではなく、一部がクリーム色がかっている様子がグラデーションで表現してあり、フレンズでも淡いブラウンなどを混ぜたデザインとして反映されています。
クールな表情のフレンズですが、スカートに添えた手の仕草や脚線に女の子らしい可愛らしさが詰まった造形。肩に担いだ武器は、大きな頭とのクリアランスを取るために、髪に埋まった構成になっています。
WILDRUSH原型製作:菅谷中
ツノと思われがちですが、上顎から伸びているのは長く尖った牙。上向きに反った腹びれも特徴です。
細かいプリントで再現された斑点模様がお揃い。フレンズの額には、噴気孔も再現されていますよ。
今回のラインナップ中では他のフレンズが暖かそうなコート&タイツなのにイッカクだけ半袖&生足なのは、体表の滑らかな海の哺乳類だからなんですね。
そしてフレンズのラインナップもう1体が、フィギュアのために吉崎観音先生がデザインしてくれたこの「ホワイトカリブー」! カリブーはトナカイの英語名で、北米に生息するものがこう呼ばれます。
実際にまれに存在する白いトナカイをモデルに、ピンクがかった角の先のグラデーションや、トナカイとは別造形の表情で、違ったキャラクターとしての魅力が盛り込まれています。
WILD RUSHには、コラボ以外にこちらの2体がラインナップされています。
油断なく周囲をうかがうポーズのホッキョクギツネも、長い体毛に覆われているので全体にもこもことしたプロポーション。足裏の肉球もプリントで再現されていますよ。
北極に住む野生の牛。極寒に耐えるため全身を包む長い毛並みや、穏やかな瞳が緻密に作り込まれています。
厳しい極寒の地に生きる動物たちをラインナップした、「かぷせるフレンズ 北極圏編」と「WILD RUSH 真・世界動物誌Ⅲ ~極地・北極圏編~」。日本もこれから冬の寒さが本格化するこの時期こそ、ぜひお手に取って北極での生態に思いをはせてください!
©けものフレンズプロジェクト
©KAIYODO
-構成・文・写真/ TAC☆-
■種類
全5種
■造形企画制作
株式会社海洋堂
■製作総指揮
松村しのぶ
■種類
全4種
■原型制作
榎木ともひで