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海洋堂によるフィギュア製品の開発記や広告・商品リリースでは伝えきれない薦めポイント、最新情報&裏話をチラリとお見せする号外コーナー
海洋堂が新たに手掛ける「KAIYODO ART PROJECT」では、これまでにも古今東西様々なジャンルを手掛けてきたアーティスト作品のフィギュア化をさらにプッシュ。
より多くの人々に楽しんでいただける大型企画として、世界へと送り出していくこととなります。
その第1弾が、2000年より制作を始めた木彫像の「ANIMALS」シリーズで、近年に至るまで数多くの賞を受けてきた三沢厚彦氏の作品群。
充実したサイズのソフビと、手ごろなトレーディングフィギュアでの登場となります。木彫の味わいをも写し取った仕上りを、テストショットにていち早くご覧いただきましょう!
「ANIMALS」の中でも、数多く作られアイコンとなっているのが、どっしりとした立ち姿の『クマ』。
オリジナル作品では2メートル前後の等身大サイズで作られる愛らしくも見ごたえのあるこの像を、デスクトップでほどよい存在感を放つ全高約21センチのソフビフィギュアとして製品化しました。
3種類のカラーごとに限定数を設け、首元に取り付けられたタグは内側にシリアルナンバーが記入されます。
■スピリットベア
「森の精霊」とも呼ばれる、アメリカクロクマの白毛個体をイメージしたもの。一般販売アイテムとなります。
白をベースカラーに、金色の瞳に緑色の虹彩が神秘的な魅力をかもしています。
■ツキノワグマ(限定カラー)
アジアから中近東、ロシア東部など幅広く生息し、日本でも本州・四国でみられる黒毛種。渋谷パルコのPOPアップストアイベントよりの限定先行販売後、一般発売となります)。
その名の元になった胸元の三日月模様とともに、シルバーの瞳に紫の虹彩が強い印象を残す姿です。
■グリズリー(限定カラー)
巨体で知られるアメリカヒグマをイメージした、ブラウンの毛色。海洋堂オンラインストアでの限定販売商品となります。
鼻先から口元、腹部の淡い色の模様も塗り分け、ホワイトパールの瞳に明るい青の虹彩が目を惹く仕上り。
前述した全高約21センチは、このとおり両手いっぱいになる充実感のある大きさ。
壊れにくいソフビなので、柔らかみのあるフォルムを手にして楽しむのにも向いています。
クマ本来の力強さに自然の中での悠々とした態度、そして童話などに登場する可愛らしさなど、さまざまなイメージが三沢氏の中で合わさり再構築された姿。
独自の存在感を再現するよう、写実的で緻密な造形を得意とする原型師・村井太郎が、そのフォルムの隅々まで作り込みました。
鑿による彫刻跡も丹念に、箇所ごとに異なる彫り進め方まで感じられるような仕上りです。
そして最も特徴的なのが、キリリと吊り上がった瞳。3体それぞれに異なる彩色とともに、ソフビのサイズで見ても引き込まれるような魅力を放っています。
異なる色といえば、肉球も3体それぞれに個性的なカラーとなっています。ソフビだからこそひっくり返して見られる足裏まで、じっくりお楽しみいただけますよ。
独特のデフォルメスタイルの中にも野性味を感じさせ、そしてやはりたっぷりの愛嬌に満ちた、三沢厚彦氏の「ANIMALS」。
ソフビの「クマ」は、企画展「三沢厚彦 ANIMALS IN NAGAOKA」が開催される新潟県立近代美術館にて7/16~7/23に先行販売、7月24日開催のワンダーフェスティバル2022[夏]会場での先行販売を経て、7月25日より海洋堂オンラインストアにて一般販売。
フィギュアコレクションは、7月から発売となります。
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海洋堂が世界へと送り出すアートプロジェクトの初弾を、ぜひ実際にご覧ください。
©Atsuhiko Misawa
-構成・文・写真/ TAC☆-
■商品名
三沢厚彦 ANIMALS クマ / 全3種
■サイズ
約21センチ
■仕様
シリアルナンバー付属 フィギュア
■原型制作
村井太郎
税込価格:19,800円