海洋堂広報ブログ

海洋堂によるフィギュア製品の開発記や広告・商品リリースでは伝えきれない薦めポイント、最新情報&裏話をチラリとお見せする号外コーナー

刀剣と共にデザインされた 斬新な姿のエヴァ初号機!!


「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」は、日本刀の刀匠の手でエヴァの世界をイメージして作り上げられた刀剣を中心にしたコラボ企画展。

2012年、企画元である岡山県の備前長船刀剣博物館での初開催から、最新は2019年8月の新宿高島屋に至るまで全国各地で巡回開催されています。

なかでも山下いくと氏がデザイン、刀匠・宮入小左衛門行平氏をはじめ様々な専門分野の名工によって製作された「刀野薙-NATAYANAGI-」は、アニメと日本刀の文化が融合した代表作として展示の中核をなすものでした。

この刀野薙に合わせて同じく山下いくと氏がデザインした初号機を、リボルテックシリーズで初立体化!

「EVANGELION EVOLUTION エヴァンゲリオン初号機 刀野薙Ver.」を、製品サンプルでご覧いただきましょう。

 

 

これまでにないイメージを盛り込んで描かれた初号機を、山口勝久の原型で再現。複雑なディテールの中に、細身ながらマッシブなプロポーションの造形が盛り込まれています。

 

 

そしてディテールに加えて目を惹くのが、和風の色合いをアレンジしたカラーリング!

 

 

メインの紫は鮮やかなメタリック。緑のラインは渋めの萌黄色で和のイメージを強く感じさせます。また、アクセントとなる金色も蒔絵のような風合いで、ひとつひとつの調色にもこだわりの感じられる彩色となっています。

 

 

寄木細工などを思わせる形状の腰アーマーは、デザインの大きなポイント! 太ももにボールジョイントで接続されて、ポーズに合わせて可動するようになっています。

山下いくと氏がこれまでのエヴァにない彩色をと、特にこだわった部分とのこと。焼き入れを施したようなグラデーションが施され、メタリックカラーと多面体のアーマー形状が相まって、見る角度によって表情が変化します。

 

 

実際に作られた刀剣を再現した刀野薙も、もう一方の主題として初号機に負けない存在感を放ちます。山下いくと氏が併せてデザインした台座も、実物通りのデザインで付属。

 

 

金具細工の彫刻も細部まで緻密に再現され、単体でも見ごたえのある仕上がり!

 

 

もちろん、初号機が手にすることで互いのデザインの魅力が最大限に活かされます!!

 

 

イラストには中心部にエネルギーが集中する様子が描かれています。さすがに実物の刀剣では再現されませんでしたが、これも着脱可能なエフェクトパーツとして立体化。

 

 

その名の通り、長い柄を利用して大きく薙ぎ払うように斬ることを目的にした薙刀。

 

 

フィギュアでもダイナミックな斬撃や、柄を活かした構えなど、アクションポーズで映える武器ですよ。

 

 

大振りの刀野薙を両手で構えるポーズが自在に取れるのも、エヴァを作り続けてきた山口勝久による成熟した可動あってこそ。肩周りには腕側軸をボールにした可動ジョイントと胴体側の山口式の軸角度で、シンプルな構成ながら身体の内側へ腕を深く畳むことのできる可動範囲が確保されています。

 

 

胴体には可動ジョイントを内蔵して、フレキシブルに前後左右へ可動。

 

 

股関節はボールジョイントと、太ももの斜め軸の組み合わせによる可動。いずれもクリックなし最新版可動ジョイントを使用し、工夫を重ねてきた末にたどり着いた構成で遊びやすく表現力の高いものになっています。

 

 

パッケージには、山下いくと氏のイラストを使用した蓋つきのコレクション仕様。フタの内側には実物の刀野薙の細部も見られる解説、インナーにも刀野薙初号機のイラスト全身をあしらってあります。

 

 

「ヱヴァンゲリヲン」の世界を刀剣で表現するためにデザインされた刀野薙と、その刀野薙に合わせて描かれた新たな姿の初号機は、12月中旬発売予定。

イラストそのままのポーズも再現可能な可動とともに、映像作品とはまた違ったエヴァの魅力をお楽しみください!!

 

©カラー

 

-構成・文・写真/ TAC☆-

■サイズ全高約

185mm

■可動箇所

全22箇所

■ジョイント使用数

総18個

■オプションパーツ
・刀野薙
・飾り台
・オプションハンド3種(左右計6個)
・刀野薙用エフェクトパーツ
・アーム付きスタンド1セット(別袋入り)

■原型制作
山口勝久
 
価格:¥8,800(税抜)
発売時期:2019年12月15日発売
 
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