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海洋堂によるフィギュア製品の開発記や広告・商品リリースでは伝えきれない薦めポイント、最新情報&裏話をチラリとお見せする号外コーナー
「リボルテックヤマグチ No.004」として2006年に発売されたエヴァンゲリオン初号機より、リボルテックのフラグシップとして展開されてきたEVAシリーズ。ノーマル仕様の初号機だけでも4種が発売されています。
そして海洋堂ではこの度、リボルテックヤマグチNo.100として発売された初号機からのラインナップを、「エヴァンゲリオン エヴォリューション」ブランドとして再編。さらに、今後の新アイテムもこのブランドで展開されることとなります。
今回は、その第1弾として2017年10月に発売される2体の魅力を、連続でレビューしていきます。
まずはもちろん、新劇場版でのシャープにして力強いプロポーションを再現したエヴァンゲリオン初号機。
山口勝久独自の可動軸設定に加え、軟質素材の使用や関節の隙間を隠す可動パーツなどプロポーションの連続性を崩さない工夫も盛り込まれた、エヴォリューションの名にふさわしい仕上がりです。
表現力の高さを支える要素は、可動だけではありません。筋肉質な腕のメリハリ、しなりを加えた脚のラインなど、装甲兼拘束具の下にある「肉体」を意識した造形が、ポーズに躍動感とキャラクター性をもたせてくれるのです。
付属品の中から、まずは基本武装であるパレットガンにプログレッシブナイフ。ヒロイックなアクションが楽しめます。
びしっと脇を閉め、力の流れが感じられる構えは、やはり山口式可動ならでは。ポージングのこだわり甲斐があります。
『新劇場版:序』の劇中シーンからは片目を破壊されたダメージ版頭部に、噴き出した血しぶきのエフェクトパーツ。
このようなやられポーズを表現できる大きな「のけ反り」も、エヴォリューション版初号機の可動の特徴です。
そして血だまりに沈んだ第4使途のヴィネット風ベースとともに、初号機の手に持たせられるもがれた腕、骨の破片が付属。凄惨な戦いぶりを再現するオプションは、『新劇場版』本編の映像表現に対する山口のアンサーなのです。
ベースの第4使徒を血だまり部分から外しリボルバージョイントで腕を取り付ければ、敵としてのディスプレイも可能。使徒のコア部分にはLEDによる発光ギミック入りです。そして初号機の緑ラインは蓄光塗装により劇中の夜間戦闘のイメージを再現。ブラックライトなども用意して、部屋を暗くして遊んでみましょう!
シンプルな人型のカッコよさを突き詰めたエヴァンゲリオン初号機だからこそ、劇中イメージの追及も、オリジナルのアクションポーズも、幅広く楽しむことができますよ。
次回は続いて、エヴァンゲリオン3号機をレビュー!