X-MENのクールな伊達男！

アメイジングヤマグチシリーズから、3月末に発売となったガンビットのレビューをお届けします。

流れ物の盗賊から、記憶を失っていたストームとの出会いを経てX-MENに加わったアウトローですが、特にTVアニメやゲームでX-MENを知った日本のファンには、なじみの深いメンバーのひとりといえますね。

すらりとした長身に、愛用のトレンチコートをなびかせたスタイルが目を惹きます。

体術の達人で棍を使った戦いを得意とするほか、物体に破壊エネルギーをチャージするミュータント能力により、カード投げが恐るべき武器になります。

クリア素材でキネティックエナジーを表現したカードは、左右それぞれに2タイプずつで4種類のパーツが付属！

表情は余裕の笑みをたたえた通常顔と、激しい感情をあらわにした食いしばり顔の2種類。

いずれの顔パーツも眼球可動ギミック入りで、特徴的な赤い瞳の視線を演出することができます。

女性を誘惑する催眠効果を持つ瞳に、クールな流し目が似合いますね！

カードを構える腕の可動も、身体の前で両腕を深く交差するなどおなじみのヤマグチならではの可動範囲。

この可動範囲を実現するため両肩が肩甲骨から動かせるギミックは、コートの両サイドを分割するという大胆な構造となっています。

さらに、分割された両サイドから繋がるコートの下半分も、L字に配置した可動ジョイントにより横や後ろ、さらには上まで、大きく可動。

動きの演出を計算して波打った裾の造形と合わせて、アクションの迫力を増す幅広い表現が可能です！

表現力の高い可動は、変幻自在な棍のアクションと相性抜群！

もちろん、下半身の可動範囲も同様に高い表現力を誇ります。

ボールジョイントと太もものモノシャフトを組み合わせた股関節の幅広い可動に、スネの途中にも可動ジョイントを仕込むことでコミック的な人体のデフォルメを加えられるギミックも、おなじみになってきましたね。

例えばこの写真では、右脚スネのジョイントを横に曲げることで蹴り脚のしなりを、左脚スネのジョイントを太もも側へ曲げることでより深い膝の曲げを表現しています。

ここのジョイントは抜ける構造になっているので、ポーズ付けの際にはいったん抜いてジョイントの方向や角度を調整しましょう。

先に発売されたウルヴァリンと並べると、身長差がイイ感じですね。ケンカしながらも背中を任せ合えるコンビ！

近距離では棍と体術、遠距離ではキネティックエナジーを込めたカード投げと、死角のない戦いぶりを「アメイジングヤマグチ ガンビット」でお楽しみください！

© 2018 Marvel

－構成・文・写真／ TAC☆－

アメイジング・ヤマグチ 012
ガンビット（19年3月発売）

■サイズ：全高約170mm
■可動箇所：全46個
■オプションパーツ
・オプションハンド（開き手、持ち手）
・オプションフェイス(食いしばり顔)
・棍棒
・カードパーツ、カードエフェクトパーツ×各

■価格7,200円(税別)