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海洋堂によるフィギュア製品の開発記や広告・商品リリースでは伝えきれない薦めポイント、最新情報&裏話をチラリとお見せする号外コーナー
仏像をはじめ、東洋のモチーフをラインナップしてきたタケヤ式自在置物シリーズですが、最新作には西洋の甲冑が登場。
製品サンプルで、歴史を感じさせる造形美と可動の魅力をお伝えしましょう!
フィールドアーマーと呼ばれる全身装甲の甲冑のなかでも、15世紀の最先端だったゴチックの様式をリサーチしてオリジナルデザインで再現しています。
装甲の強度を高めるリブ加工は流麗なラインを描いて装飾を兼ね、背面の美しさなども必見!
肘、膝、脇などの関節を護るカバーの複雑な形状は、職人の仕事を思わせます。
つま先の尖ったスタイルは、当時の流行だったようです。
甲冑の下に着こんだ鎖帷子、各パーツを止めるベルトや留め具なども、実物の構造を元にしたディテールで表現されています。
兜のフェイスガードは可動して、視界を確保するために跳ね上げた状態にすることもできますよ。
もちろん、自在置物として全身の可動も充実!
リボルバージョイントの軸にボールジョイントを組み合わせた独自の仕様で、リアルな甲冑のプロポーションの中にダイナミックなポージングを可能にする関節が盛り込まれています。
肩の可動範囲が見やすいように、アーマーの一部を外してみました。
鎖帷子のディテールが入ったインナーパーツでジョイントの付け根が露出しないようにカバーしながら、肩を前後に大きくスイングすることもできるようになっているんです。
大胆に構えることのできる武器は3種類が付属。
斬るというよりは刃の重量で叩き切る武器といわれる両手剣は、長大な刃に説得力があります。
こちらは扱いやすいサイズの、通常の片手剣。
そして、打撃でダメージを与えるメイスも付属。
中世騎士の戦いぶりを、3種の武器と共に楽しみましょう!
ちなみに、リボルバージョイントの抜き差しで、「首無し騎士」なんて遊び方もできちゃいます(笑)。
なお、ここまでご覧いただいたのが、メタリックな輝きが美しい「着彩バージョン」のシルバー。他にもカラーバリエーションが用意されていますよ。
こちらの「青銅バージョン」は、年月を経たブロンズをイメージした墨入れ塗装が施されています。
着彩版では質感を変えてあった鎧の下の布服部分なども、すべて青銅調で統一。
シルバーが当時の騎士を思わせるのに対して、こちらはポーズを付けると、ファンタジーRPGなどで置物が動き出す「生きた鎧」といった趣も出てきますね。
そして、着彩版のシルバーを鮮やかなメタリックレッドにしたのが、限定先行版「赤」!
騎士の中でも特別な存在を思わせます。
限定先行版「赤」については、7月29日ワンダーフェスティバル会場での先行販売の後、(どうしても当日ワンダーフェスティバル会場に行くことができないという方のために)7月30日より海洋堂直営店舗&公式通販で少数販売となりますのでお見逃しなく!
美術品としての価値も感じられる、中世騎士の全身甲冑「タケヤ式自在置物/15世紀ゴチック式フィールドアーマー」。
限定先行版「赤」に続き、シルバー、ブロンズが8月発売同時予定です!
●構成・文・写真/ TAC☆
■仕様 PVC&ABC製塗装済み完成品(可動モデル)
■サイズ 全高約147mm
■付属品 ディスプレイベース、オプションハンド×2、メイス、小剣、大剣
■原型制作 髙木健一/辛島俊一
価格¥7,344(税込)
発売時期:2018年08月発売