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海洋堂によるフィギュア製品の開発記や広告・商品リリースでは伝えきれない薦めポイント、最新情報&裏話をチラリとお見せする号外コーナー
様々な芸術作品を最高のクオリティをもちながら手に取りやすいアイテムとして届ける、海洋堂ART PROJECT。三沢厚彦氏の作品に続く第2弾は、影絵作家として活動を続けている藤城清治氏の作品をテーマにお送りします。
1948年から雑誌連載を始めた影絵作品や、1961年に創設した劇団「木馬座」の等身大ぬいぐるみ人形劇など、広く親しまれる創作活動を行う藤城清治氏。TVCMや天気予報の背景に使用されたこびとたちが踊る幻想的な影絵などは、多くの人の記憶に残っていることでしょう。
その作品は国内外で高く評価され、現在に至るまで全国での展覧会開催など精力的な活動を続けられています。
「藤城清治 光と影のファンタジー FIGURE COLLECTION」では、氏の作品から3つのモチーフにカラーバリエーションで全5種をラインナップ。
原色の衣装に身を包み、楽器を奏でるこびとたち。藤城清治氏自身が「ぼくの分身」と語る、最も多く描かれているモチーフです。
影絵の雰囲気そのままに黒いシルエットを立体化した青い服のこびと、ペールオレンジのベースカラーに赤い服のこびとの2種類をラインナップ。
製品タイトルにある影絵の「光と影」を意識して、帽子とブーツにはグラデーション塗装を施してあります。
片足を上げて笛を吹く、軽快な動きの表現にもご注目。
昔から猫を創作のパートナーとしてきた藤城清治氏。現在も愛猫との生活がSNS等で紹介されています。
フィギュアコレクションでは、やんちゃな逆立ちポーズでの立体化です。
こちらも影絵イメージの黒と、イラストにも度々描かれているトラ猫の2種類。
逆立ちを決めて得意げな表情や、デフォルメされながらも猫らしいしなやかな身体のラインが見どころです。
着ぐるみ人形劇「カエルのぼうけん」の主人公で、TV番組『木馬座アワー』のアイドルにもなったケロヨンも藤城清治氏のデザイン。
元気に手を挙げたポーズは、「バハハーイ! ケロヨーン!」の挨拶を思わせます。
カラフルなボーダーのシャツに赤いマフラーは、70年代スタイルの粋なファッション。
カエルらしい口元の立体感や、愛嬌のある体の丸み、つぶらな瞳のまつ毛まで丁寧に造形しました。
影絵の幻想的なイメージを、マスコットサイズのフィギュアとして立体で楽しめる「藤城清治 光と影のファンタジー FIGURE COLLECTION」。
個別のボックスやカートンパッケージ、付属のミニブックにもこだわって、その世界観を表現しました。
お手元にディスプレイして、ぜひ小さな芸術空間を演出してください。
© Seiji Fujishiro/HoriPro
-構成・文・写真/ TAC☆-
■商品名
藤城清治 光と影のファンタジー FIGURE COLLECTION