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海洋堂によるフィギュア製品の開発記や広告・商品リリースでは伝えきれない薦めポイント、最新情報&裏話をチラリとお見せする号外コーナー
5月11~15日ツインメッセ静岡にて、2年連続での中止となっていた第60回静岡ホビーショーが開催されました。
海洋堂では、新たに立ち上げたブランド「ARTPLA(アートプラ)」の展開をブース全体で発表。
この展示の模様を、詳しくお届けします!
展示のメインを飾って多くの人目を惹いたのが、大阪万博の象徴を再現した「太陽の塔内覧模型」。
ARTPLAでは、1/200スケールの太陽の塔のキットを2022年内あにリリース予定です。
最上部に輝く「黄金の顔」、正面の「太陽の顔」。岡本太郎氏によるデザインを精密に再現しました。
外装を取り外すことで、内部を貫くように展示されている「生命の樹」や、左右に広がる腕の内部にある鉄骨やエスカレーターも見ることができます。
生命の樹には、原生生物から人類に至るまでの進化を表現した生物模型がレイアウトされており、その模型も1体1体丁寧に作り込まれてます。
予約受付中の「ARTPLA ゆるキャン△」(7月発売予定)は、全4種のカプセル&ブラインドボックスで販売。1/24スケールでキャラクターとキャンプ用の小物がセットになっています。
キャラクター5人に、テントやテーブルをはじめとした大型のキャンプグッズも取り揃えた豪華セット「ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット」(8月以降発売予定
松村しのぶの原型により、1/35スケールで躍動感あふれる動物と人間たちのふれあいを描き出す動物園シリーズも続々展開します。
「飼育員とライオンセット」(2022年8月以降発売予定)は、全5種のカプセル&ボックスで発売。
「観光客とキリンセット」(2022年8月以降発売予定)も予約受付中。大型のキリンの他、飼料などを運ぶ軽トラックに、親子連れや記念撮影中の女性客など、動物園の日常を表現する人間たちも実感のあるスタイルです。
動物園シリーズ第2弾リリースのアイテムも続いて準備中。「飼育員と仔ゴリラセット」(2022年9月以降発売予定)は全5種のカプセル&ボックス販売となります。
「飼育員とシロサイセット」(2022年9月以降発売予定)は、タイトルのシロサイに、哺乳瓶からミルクを飲む仔ゾウと飼育員、園内運搬用のターレなど、どう配置するか考えるのも楽しみな大型セット。
このほかにも、海洋堂ならではの多種多様なプラモケイ化アイテムの原型が発表となりました!
迫力ある表情が作り込まれた仏法の守護は連続発売予定。
四天王像 多聞天(2022年11月以降発売予定)
四天王像 持国天(2023年1月以降発売予定)
四天王像 広目天(2022年秋季発売予定)
四天王像 増長天(2023年1月発以降売予定)
観光客とアフリカゾウセット(2022年12月以降発売予定)
アフリカゾウの巨体は皮膚のたるみまで丹念に表現。それをテラスから眺める観光客たちも、表情豊かな造形となっています。
ドーヤネンシリーズ第1弾としてシュトゥルムケーファーが発売された1/35スケールの『Ma.K.』(マシーネンクリーガー)も、
ARTPLAで改めてラインナップ。独特の曲線美を天才・谷明が作り込んだ、緻密な造形をお楽しみいただけます。
グラジエーター(2022年12月以降発売予定)
キュスター(2022年12月以降発売予定)
グローサーフント/キュクロープ コンバーチブルキット(2022年11月以降発売予定)
ドイツ機甲師団 デフォルメキット(2022年12月以降発売予定)
こちらも原型は谷明。デフォルメの車体にリアルディテールを盛り込んだ巧みなバランスを、キットで味わってください。
出渕裕氏のファンタジーコミック『機神幻想ルーンマスカー』より、機神「スレイプニール」がなんと谷明による新規造形でARTPLAに!! 2023年年2月発売予定です。
ブース内には、海洋堂の歴史を伝える展示も。1970年頃、海洋堂の創始者である宮脇修が提唱してきた“アートとしてのプラモケイ”を表す「アートプラ」が、今回の新ブランド名ともなっているのです。
70年代に、海洋堂が独自に開発・販売してきたプラモケイ用工具の数々。「スプレーエース」は、現在のエアブラシのようなスプレー塗装を、手押しポンプで行うというアイデア商品。
田熊勝夫が手掛けてきた名作造形作品をリファインし、ARTPLAとして製品化することも発表。その第1弾が、『機動警察パトレイバー』のレイバーシリーズとなります。かつてのソフビキットなどを元に、1/35スケールで展開予定。(※写真は当時のソフビキットです)
自分で組み立てることで立体物の魅力をより深く味わえる。海洋堂が様々なテーマでお送りするARTPLAの展開をお見逃しなく!
動画もあるよ!
©Taro Okamoto
©あfろ・芳文社/野外活動委員会
©出渕裕/徳間書店
©Kow Yokoyama 2022
©HEADGEAR
-構成・文・写真/ TAC☆-