宮崎 駿監督デビュー作の不朽の名作アニメであり、センムの人生を変えた『未来少年コナン』の巨大メカがセンムの部屋に登場!
翼長176m、全長85m、高さ60mという設定のギガント。
その巨大感を表すために絵コンテで必要なアングルに合わせて描かれたという出自を持つ。
その視覚的な演出によってアニメ劇中では見るシーンごとに大きく印象が異なります。
その誰もが持つ巨大なイメージを立体化するために単純な縮尺モデルではなく、あらゆるシーンから成る最大公約数的なフォルムを導き出したモデルとなってのフィギュア化です。
原型制作を谷明が担当。
宮崎メカ独自の有機的なフォルムに彫刻されたパネルラインなどの精緻なディテールが、
手のひらサイズであるとは思えない存在感を放っている垂直尾翼は取り外し式になっており、クライマックスシーンにあった切り離しシークエンスを再現することもできる。
大型ランディングギアを展開した状態と収納した状態を差し替えで再現、付属する可動アーム付ディスプレイベースを使用することで、飛行状態でのディスプレイも可能。
全高7.5センチのヴィネット仕様のラナフィギュアも付属。朝焼けのなか海鳥と心を通わせる心優しくも信念を持つ少女の情景を小空間のなかに凝縮されている。
【ギガント】
西暦2008年の最終戦争に投入され、超磁力兵器により地球を壊滅させた空中要塞。
機体表面には多数の隠顕式砲塔、銃塔を持ち、本格的武装は機体下面に配置される。
インダストリアの地下格納庫に秘匿された最後の一機がレプカにより起動するが、コナンたちの破壊活動によって墜落する。
【未来少年コナン】
1978年4月からNHKで放映されたTVアニメーション。
。原作はアレグザンダー・ケイの『残された人びと』だが、宮崎監督により大幅に改変され全26本が制作された。
超磁力兵器により地球が壊滅した20年後に生まれた少年コナンがラナと出会い、世界を再び掌握しようとするインダストリアとの戦いへと突き進んでゆく。
その野性的なパワーが牽引する物語は多くのファンを魅了した。
『センムの部屋』とは?
世界一のプラモコレクター宮脇センムがおくる新フィギュアワールド!
日本模型/ホビーの歴史の生き証人・海洋堂宮脇センムが企画、アイテムセレクション、原型制作者キャスティングなどの制作総指揮を勤める模型の世界。
「センムの部屋」シリーズはガレージキットシーン誕生以前からホビー業界に携わり、生涯の趣味が模型の収集と製作という“ホビー界の生き字引”センムの嗜好とセンスによってアイテムやキャラを選出してリリースされていくブランド。
懐古主義的に既存のコンテンツやキャラの魅力を製品化してニーズに寄せていくのではなく、(センム)の主張やセンス嗜好で選出したモノをフィギュア化して提言するという、そんな模型への偏愛を形にするのが[センムの部屋]シリーズです。
[みやわき・しゅういち]
1957年生まれ。海洋堂代表取締役だが愛称は「センム」。
模型や玩具などをこよなく愛し、毎年二回、世界最大の造形の祭典『ワンダーフェスティバル』を主催。
集めたプラスチックモデルは4万点を超える世界有数のコレクター。
©NIPPON ANIMATION CO.,LTD.