自然の中の生き物を描き出す海洋堂入魂の大型アートスタチュー
海洋堂が立体化してきたモチーフのなかでも、大きなカテゴリの一つとなっている地球上の生き物たち。このテーマに本格アートとして挑む大型スタチューシリーズ「Nature Tales」の続弾として、迫力あるスタイルの捕食者「クロカジキ」と「ホホジロザメ」の2体をラインナップしました!
原型は世界的にも認められる生物造形の第一人者・松村しのぶと、得意なジオラマ制作と趣味の釣りを合わせた「SHIMANO x 海洋堂 STRIKE FANTSY」シリーズを制作したオールラウンダータイプの造形師・村井太郎が担当。対象となる生き物への深い造詣と観察から、大自然の中での活き活きとした姿をスタチューとして表現しています。
ホホジロザメ
サメの仲間の中でも、最も凶暴な捕食者として知られるホホジロザメ。Nature Talesでは、5~6メートルにもなるその巨体を飛び上がらせ、オットセイを捕食せんとする瞬間を立体化しました。大きく開いた口元には、恐るべき鋭い歯はもちろん、顎全体がせり出す独特の構造も見てとれます。鋭角的なヒレや、筋肉の塊である胴体の逞しさといった捕食者ゆえの美しいフォルムの造形に加えて、楯鱗に覆われた皮膚の艶も丹念な塗装で表現。身をよじって逃げようとするオットセイの必死の表情まで作り込まれ、緊迫の瞬間が視界いっぱいのサイズで広がります!
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