『風の谷のナウシカ』のトルメキア装甲兵がタケヤ式自在置物で立体化!
重装甲に身を包んだ自在置物「トルメキア装甲兵」通常版&限定版レビュー!
宮崎駿が原作漫画を描き、自ら映画化することでその後のアニメーション史に大きな影響を与えることになった名作『風の谷のナウシカ』。
ナウシカの住む風の谷に突如来襲したトルメキア軍の司令官であるクシャナを警護する親衛隊として付き従い、その屈強さからトルメキアの強さを象徴する姿を見せた装甲兵が、タケヤ式自在置物としてアクションフィギュア化。
西洋甲冑を思わせるデザインながら、素材にはセラミックを使用しているという重装鎧を竹谷隆之がリデザイン。
アニメーションの設定だけでなく、原作コミックス版で表現されているアイデアや意匠も取り入れることで、実在する鎧のようなリアリティを持たせている。
各部に装飾的なディテールや形状表現などを追加することで親衛隊が着用するのにふさわしい威厳をも醸し出す。
トルメキア装甲兵の特徴的なややズングリとしながらも、敵の攻撃を跳ね返すような屈強さを併せ持つプロポーションも再現されている。
アクション性も高く、多層式の装甲の繋がりをたくみに分割し、関節を配置することで、劇中で見せた剣や斧を大きく振るうポージングを取らせることも可能。
脇に刺した大剣に加え、戦闘用の斧、大型の盾が付属し、アニメーション、原作で見せたさまざまな戦闘シーンを再現することができる。
●鎧のカラーリングはメタリック調の塗装によって表現。重装鎧としての重厚感を演出している。
●肩部や首周りのプレート部分にも可動軸が設けられており、ポージングをさまたげることのない構造を採用。
●アーマーを固定するための留め具、内側に着込んだギャンベゾン(防護ジャケット)などの細部ディテールも表現。
●ポーチが配置されて実用的な形状となっている、大剣を吊すためのベルトなど、原作コミックスなどに登場するディテールを再現。
●腰周りに巻いた鎖帷子は分割可動式となっており、見た目以上に広く足を開くことが可能。腰の前部に配置された草摺も基部に可動軸を配置している。
●マントは形状表現を優先した固定タイプながら、基部で可動し、より派手なポージングを演出してくれる。
●斧や剣の柄には原作コミックスで確認できる形状やディテールを追加。斧の刃先などは、製法が想像出来る表現も盛り込まれている
●大型の盾には、原作コミックスに登場した盾の先に取り付けられた飛び出し式の爪状のギミックも再現。展開、収納が可能となっている。
© Studio Ghibli ©竹谷隆之・山口隆/KAIYODO