松村しのぶ造形総指揮による新たな動物立体図鑑、誕生!
全動物に対する広範な学術的知識と造形技術を併せ持つ唯一の造形作家、松村しのぶが原型制作・造形総指揮をとる、新しい海洋堂自然史モデルシリーズです。
世界中の動物たちを、地帯別にお届けします。
第1弾はアフリカのサバンナ地帯に棲む、個性豊かな動物たちをピックアップ。
デスクやキャビネット上で広がる無限のアニマルパーク。知的好奇心をくすぐり、収集する楽しみはもちろん、インテリアやプレゼントにも最適です。
■ラインナップ
1)ハシビロコウ
Balaeniceps rex
(原型制作:松本栄一郎)
頭頂高130cm前後になる大きな鳥で、その名のとおり木靴のような幅広の巨大なくちばしをもつ。湿地帯等の水辺で長時間じっと静止し、肺魚などの大型の獲物を待ち伏せ捕らえて食べている。その習性のため「動かない鳥」として有名。
2)サーバル
Leptailurus serval
(原型制作:松村しのぶ)
丈の高い草原や川辺の葦原などに暮らす中型のネコで、そのため長い四肢と大きな耳をもつ。高い運動能力を持ち、垂直に高く跳躍して空中の鳥を捕らえたり、藪の中の獲物を音を頼りに探し飛びついて捕らえることができる。
3)グラントシマウマ
Equus quagga boehmi
(原型制作:菅谷中)
アフリカを代表する草食獣の一つ。ウマというよりロバに近い仲間で、鳴き声もロバに似ている。特徴的な白黒の模様の意味については、草原の草薮の陰影に紛れる、群れで行動する際の一頭一頭の識別をわかり難くする、等の説がある。
4)ライオン
Panthera leo
(原型制作:樹山)
ネコ科ではトラと並んで最大級の動物。ネコ科では珍しい社会性を持ち、メスと子ライオン、少数の成熟したオスでプライド(=群れ)を作って生活する。オスのたてがみは体を大きく見せたり、頭部や頸部への攻撃を防ぐのに役立つと考えられている。
5)シロサイ
Ceratotherium simum
(原型制作:松村しのぶ)
体長4メートルに達する、アフリカではゾウに次ぐ大型獣。最長160cmに達する2本の角をもち、小さな群れを作って生活する。幅広い唇が特徴で、シロサイの名は現地語での「幅広い」を、英語で「white=白い」と誤解したことが由来とされる。
※写真は見本として制作したものであり、実際の製品とは細かな仕様が異なることがありますのでご了承ください。
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