商品検索
-兵庫県立歴史博物館×海洋堂フィギュアミュージアム黒壁-
箱の中は、別世界。
「ジオラマ」といえば、現在では模型を使ってさまざまな場面や情景を再現したもの(情景模型)を意味するようになっています。
しかし、もともと「ジオラマ(diorama)」とは、写真の発明で知られるルイ・ダゲールによって考案された、光学的な仕掛けを用いた見世物のことであり、そのルーツをのぞきからくりに求めることができます。平面的な絵やごく限られた情景模型を別の世界のように錯覚させる一種のヴァーチャル・リアリティ、それこそが「ジオラマ」だったのです。
滋賀県長浜市にある海洋堂フィギュアミュージアム黒壁で製作されている「ボックスジオラマ」は、そうした「ジオラマ」本来の特性を持ったものと言えます。この展覧会では、当館蔵「入江コレクション」の光学玩具・組上絵と、海洋堂フィギュアミュージアム黒壁の「ボックスジオラマ」を通じて、ジオラマの歴史をたどるとともに、その不思議な視覚世界へと観覧者をいざなうものです。
開催期間:2018年7月14日(土)~2018年9月9日(日)
開館時間:午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休館日 :月曜日(7月16日は開館、7月17日は休館)
開催場所:兵庫県立歴史博物館 (兵庫県姫路市本町68番地)
入館料 :大人 1,000円(800円)
大学生 700円(550円)
高校生以下 無料
※( )は20人以上の団体料金
※障がい者及び70歳以上の方は半額。障がい者1人につき、介護者1人は無料
関連行事
■館長対談「フィギュアとミュージアム」
ゲスト:宮脇修一氏(株式会社海洋堂代表取締役)
日時 :8月19日(日) 午後2時~3時30分
会場 :当館地階ホール(無料、申込不要)
定員 :100名(先着順)
■ワークショップ「ボックスジオラマをつくろう」
海洋堂のフィギュアを用いたボックスジオラマを作ります。(初心者向け)
日時 :8月11日(土・祝)・12日(日)
いずれも午後1時30分開始(約2時間)
場所 :当館体験ルーム
対象 :小学生以上(低学年の方は保護者同伴)
参加費:1000円
定員 :20名(申し込み方法はチラシもしくは当館ホームページ参照、応募者多数の場合は抽選)
■展覧会ガイド
日時 :7月29日(日)・8月19日(日)
いずれも午前11時から