海洋堂とは

経営理念

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今年設立60年を迎える弊社は、国内フィギュア制作のパイオニアにして最大手であり、近年のホビー(フィギュア)業界の方向性を激変させた造形集団です。

 

1964年「創るたのしみをすべての人に」をコンセプトに、日本一のホビーショップを目指し、一坪半の模型屋としてを大阪府守口市に開業。
1984年には東京・茅場町に直営販売店「海洋堂ギャラリー」を開設。自社開発・製造・販売に業務を集中させオリジナルフィギュアメーカーへ転身。
以降、既存のコミックやアニメのキャラクターに偏ることなく
・極めて専門的な知識を伴った動物
・風物のジオラマ的再現
・プラモデルに匹敵する精緻な戦車ミニチュア
・自然史博物館でも立体化されたことのない恐竜の模型
・有名文学作品の挿絵の立体化
など新しいモノ、楽しいモノ、珍しいモノ、面白いモノ、どこにもないモノ、そしてより優れたモノづくりを基本に、誰も想像しなかった題材を、次々にフィギュアにしました。

 

かつてはスケートの種目としてしか認識されていなかった「フィギュア」という言葉は、海洋堂の精巧な製品によって、精密な立体造形物を示す用語になりました。大阪の小さな模型店としてスタートして以来、精巧で躍動感あふれる造形表現で世界からも注目されるようになり“フィギュア“というひとつの文化を牽引してきた企業として成長したのです。
実際に造形、原型制作を行う人間がメインスタッフを構成するなど、クリエイターが企画やコンセプトを直接担当する独自のスタンスで企業展開を行っています。

 

リアルで躍動感溢れる独自の造形表現にはファンやコレクターも多く、 特に社会現象にまでなった一大食玩ブームを巻き起こしたことで、それまで マニアックな存在だったフィギュアを大人が鑑賞してコレクションするに値するものへと昇華させました。以降多くの企業や団体・施設とのコラボレーションを積極的に行い、文化財をはじめ多彩な領域に広がる“ミュージアムフィギュアの確立、そしてアートの領域にも達する造形作家達の作品群など「フィギュアメーカーといえば・・・」 で思いつく第一起想メーカーとして、消費者にとってのマインドシェアナンバーワンフィギュアメーカーとなっています。

 

これからも将来に向け、全スタッフの感性と技術を更に磨き上げ、現在のキャッチフレーズである「創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある」を掲げ、世界に通用するモノづくりを目標に精進してまいります。

 

株式会社 海洋堂
顧問(センム) 宮脇 修一

会社概要

会社名 株式会社海洋堂(英文社名:KAIYODO Co.,Ltd.)
創業 昭和39年4月1日
事業内容 ・ハイクオリティトイの企画・製造・販売
・カプセルトイ商品の企画・製造・販売
・アクションフィギュア(TOY)の製造・販売
・ガレージキット(組立模型)の製造販売
資本金 8,484万3,240円
本社所在地 〒571-0041 大阪府門真市柳町19-3
店舗 ホビーロビー東京
〒101-0021 東京都千代田区外神田1-15-16 ラジオ会館5F

海洋堂ホビーランド
ホビーロビー門真

〒571-0048 大阪府門真市新橋町3-1-101 イズミヤ門真店3F
子会社 株式会社 シードラゴン
グループ会社 株式会社龍遊館、株式会社奇想天外、
株式会社海洋堂高知
取引銀行 三菱UFJ銀行 守口支店
三井住友銀行 門真支店
山陰合同銀行 阪神北支店
代表者
代表取締役 渡邊 経康
役員
代表取締役 渡邊 経康
取締役 大寺 正高
取締役(社外取締役) 安田 浩
取締役(社外取締役) 荒井 隆次
従業員 68名 (男性 45名 / 女性 23名)

(令和4年7月現在)

事業実績

造形工房 ・玩具菓子のオマケに代表される立体ノベルティアイテムの造形企画制作
・雑誌ビジュアル・博物館・イベントなどのリアルフィギュア造形物製作
イベントの企画・
監修・制作
・日本最大の造形イベント「ワンダーフェスティバル」の主催

沿革

海洋堂

ガレージキット(1980年代自主制作規模から誕生したハイクオリティー模型に端を発するフィギュアの一大ムーブメント)の パイオニアにして最大手であり、近年のホビー(フィギュア)業界の方向性や景色を激変させた造形集団。

実際に造形、原型制作を行う人間がメインスタッフを構成しているなど、ものを作る人間が企画やコンセプトを担当する「特殊技 能者集団」「業界かき回し集団」といった独自のスタンスを持つ。

先鋭的な企画と、リアルで躍動感溢れる独自の造形表現により生み出されるフィギュアにはファンやコレクターも多く、国内にと どまらず、海外でも高い評価を得る。また、キャラクターを単に立体化するだけではなく、リリース方法や販売プラットホームに至るまで、これまでにでになかった新しいタイプのフィギュア・ノベルティシリーズを展開しつづけている。
特にこの数年は、多くの企業/団体とのコラボレーション展開により、ホビー市場の範疇を超えた一般層への知名度も増してお り、話題を独占している。

1964年4月1日 京阪土居駅近くで、ひと坪半の町の小さな模型店「海洋堂」創業。
1977年 門真市にホビー館開設。戦車用ジオラマコースやレーシングサーキットを設置。
1980年 レジン樹脂及びバキュームフォームによるオリジナルキット(ガレージキット)の製造を開始、造形室を設置する。
1982年 自社開発キット第一号となるバキュームフォーム製の「海底軍艦轟天号」の版権取得 一般販売を開始
1983年 ガレージキット「ミュージアムシリーズ」。現在に続くネイチャーシリーズの原点となる。
1984年 東京・茅場町に「海洋堂ギャラリー」を開設。ガレージキットの製造・販売に業務を集中させ、自社開発フィギュアメーカーへ転身
1985年 宮脇修一が専務取締役に就任。(ゼネラルプロダクツ主催により、第1回ワンダーフェスティバルが開催)
1985年 大阪ホビー館内に恐竜ジオラマゾーン設置。
1986年11月 海洋堂ギャラリーが渋谷へ移転。
1986年12月 渋谷第2ギャラリーオープン。
1988年 渋谷ギャラリーが渋谷ホビーロビーに改称。
1988年 【ケンシロウ】【ラオウ】【レイ】発売。塗装済み完成品フィギュアの先駆けとなる。
1989年6月 大阪ホビー館、店舗改装オープン。
1990年 「海遊館」オープンに合わせ、「アクアランドシリーズ」を企画・同館にて販売。
1991年 渋谷ホビーロビーにて「ワンフェス作品展」開催。
1992年 ゼネラルプロダクツから引き継ぎ、海洋堂主催によるワンダーフェスティバル1992[夏]開催。
1996年 「ときめきメモリアル」「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズ発売。それまで自主制作規模だったガレージキットの販売数・知名度をマスプロダクツレベルに引き上げる
1997年 大阪・心斎橋パルコに「海洋堂ホビーロビー大阪」オープン。
1998年 アクションフィギュア「北斗の拳」シリーズの展開を開始。史上初の純日本製アクションフィギュアとして大ヒットを記録。
1998年1月 ニューヨーク、フィーチャーINCギャラリーにてフィギュアエキシビション「ボーメ展」開催
1999年 ヤマグチ式可動アクションフィギュア「エヴァンゲリオン」発売。可動フィギュアの新境地を開拓する。
1999年 フルタ製菓チョコエッグ「にほんの動物シリーズ」発売開始。以降数年にわたって国民的社会現象となった食玩ブームを巻き起こした。
2001年6月 パリ、カルティエ財団「un art populaire」展に海洋堂造形師BOMEが招聘される。
2001年10月 海洋堂企画製作した一連の飲食料品販促用玩具が、2001年度のグッドデザイン賞を受賞。
2003年 造形作家BOMEが原型を手がけたアーティスト村上隆氏の作品「MissKo2」等身大フィギュアが、世界最大のオークション「クリスティーズニューヨーク」で約7000万円にて落札。世界的ニュースになる。
2004年 イギリス大英博物館の収蔵物をミニチュア化した「大英博物館公式フィギュア」を発売、大英博物館ならびに日本国内でも販売。
2004年 海洋堂創立40年記念展「海洋堂大博覧会」。新宿・高島屋を皮切りに全国各地にて巡回開催。
2005年 恐竜博2005 会場限定【T.REX SUE(復元タイプ・骨格タイプ)】発売。
2005年4月 茨城県水戸芸術館を皮切りに「造形集団 海洋堂の奇跡」展がスタート。その後、全国十数カ所の美術館等で巡回開催。
2005年4月 ワンダーフェスティバルが開催20周年を迎える。
2005年5月 宮脇修一、社長に就任。この頃より通称「センム」と呼ばれるようになる。
2005年5月 滋賀県長浜市に「海洋堂フィギュアミュージアム龍遊館」がオープン。
2006年7月 福井県立恐竜博物館 館内限定【フクイラプトル】発売。
2006年7月 世界の巨大恐竜博2006 会場限定【スーパーサウルス】発売。
2006年 大映博物ミイラと古代エジプト展 【前売指定券付属ミニミイラ】
2006年5月 アクションフィギュア「リボルテック」シリーズ発売開始。可動フィギュアブームによるユーザー拡大を牽引。
2007年9月 リボルテックミニ・シリーズ発売開始。
2008年 新江ノ島水族館でのカプセルフィギュアを発売。日本全国の施設限定おみやげフィギュアプロジェクト開始。
2008年12月 漫画家内藤泰弘氏が主催するトイトライブ原案の、フィギュアオリジナルワールド「アッセンブルボーグ」シリーズ展開開始。
2009年 国宝・阿修羅像展 会場限定ミニチュアフィギュア【阿修羅像】発売。初の国宝のミニチュアモデル化を実現。

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