
海洋堂は、創業者・宮脇修が提唱した「ARTPLA」の理念のもと、「玩具」を「アート作品」へと昇華させる革新に挑戦し続けています。その革新性は文化庁長官表彰に至るほど高く評価され、日本文化と現代アートの融合を切り拓きました。
今回、伊藤若冲の彩色技術にインスパイアされた海洋堂アーティスト・古田悟郎氏が、独自の彩色技法を施したソフビ作品を発表。光と視点の変化で表情を変えるその繊細な彩色美は、伝統と現代技術の究極の融合を体現しています。
「海洋堂アートギャラリー」で、革新と伝統が織りなす新たな芸術の可能性を、ぜひ直接ご体感ください。
大阪大学総合学術博物館
招へい准教授 伊藤 謙

京都大学博士(薬学)、薬剤師、学芸員。大阪大学総合学術博物館 招へい准教授。国際日本文化研究センター 客員准教授(2021年度)。ナショナルジオグラフィック・エクスプローラー。大阪大学の至宝であるマチカネワニ化石の研究史を長く調査してきた。伊藤若冲の縁戚にあたり、アート研究も手がける。専門は、生薬学、本草博物学。
1964年、プラモケイの小売店として開業した海洋堂は
いかにしてプラモケイが
市民権を得られるか。
1つのアート作品に成り得るのか。
「アートプラ」という造語で
新たなことに挑戦してきました。
その後、海洋堂は
フィギュアメーカーへと
転身しました。
今や広く一般にも
浸透してきたフィギュアですが、
「アートプラ」の思想を抱き、
いかにフィギュアが
アートになるのかを追い求めます。
今回のプロジェクトは
その集大成ともいえます

1971年 東京都生まれ
1994年に海洋堂へ塗装師として入社。
入社後は門真の本社へ異動し、チョコエッグのすべてのペイントマスターを塗装。
伊藤若冲の絵に着想を受け、その表現をチョコエッグの彩色にも取り入れた。
その後も塗装師として海洋堂の発表した生物フィギュアの大半のペイントマスターを担当する傍ら、自身が原型制作から塗装まで施した作品は高い芸術性が認められ国内外で高い評価を獲得。
2025年5月にはイタリア・ローマの日本文化会館にて開催された「SAI-SEI-SAN 日本の美~文化の再生産から見る神髄~」で「伊藤若冲の鶏」を発表。新作は若冲のタコ。
爬虫類や古生物への造詣も深く、爬虫類専門誌で個人作品の連載や博物館の展示モデルの制作を担当している。