海洋堂広報ブログ

海洋堂によるフィギュア製品の開発記や広告・商品リリースでは伝えきれない薦めポイント、最新情報&裏話をチラリとお見せする号外コーナー

【MOVIE REVO】 No.007 ノーチラス号製品レビュー


夏の終わりを惜しみながら、海を舞台にした冒険物語などはいかがでしょう!

ジュール・ヴェルヌのSF小説を1954年にディズニーが映画化した『海底二万マイル』から、潜水艦「ノーチラス号」がムービーリボシリーズに登場します。

 今回のレビューでは、メガソフビアドバンスに続いてノーチラス号の原型を手掛けた市原俊成氏のコメントやデジタル原型の図面も交えながら、製品サンプルにてその魅力をご覧いただきましょう。

●構成・文・写真/ TAC☆  ●原型制作・記事・写真協力/市原俊成

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謎の人物・ネモ船長が指揮する、先進科学によって建造された潜水艦。
全体に施されたリベットなど、1868年という時代の雰囲気を加味したデザインの細部まで緻密に作り込まれています。

<市原俊成氏コメント>

メガソフビアドバンス用のノーチラス号の原型はアナログ度数の高いもので、

また素材もソフビでの成形ということを考え、表面に手作業で凸凹のテクスチャーを加えたり、

意図的にリベットを不均一に貼り付けました。

手作業で作った方が雰囲気や味が出る部分、デジタルを活用した方が早く綺麗にできる部分などで

使い分けをしています。今回のムービーリボ・ノーチラス号の原型については

金型作業にデータを活用して貰うため全てデジタルで作業を行いました。

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↑市原俊成氏によるムービーリボ版のノーチラス号原型画像。
サイズに合わせ、工場の工程での精度を重視したフルデジタル造型となりました。

 

 

 

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ムービーリボでは、全長70mと語られる船体を約26センチのデスクトップサイズに凝縮。
このとおり、手にとって眺めるのにもちょうどいい大きさです。

素材はABS製ですがウェイトが内蔵されていて、ずっしりとした重さが手にした時の充実感を増してくれますよ。

 

 

 

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 側面から。カジキなどの回遊魚を思わせる、複雑な面で構成されたフォルムを美しく再現。
ディスプレイ用の台座が付属しています。

 

<市原俊成氏コメント>
ノーチラス号船体の特徴である流麗なラインと無骨で鋭利なノコギリ刃に注目して欲しいです。
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↑直線的に分割されているようで、滑らかなカーブを描いた面で構成された船体。真正面から見ても面の分割は均等ではなく、巧みなバランスとなっているのが判ります。

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物語の発端となるのが、船舶の沈没事件。船体に海中から大穴を開けたのが、ノーチラス号の艦首に備えられた衝角です。
衝角から船体の上下左右へと広がったノコギリ状のブレードもシャープで、衝突時の破壊力が想像できます。

 

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丸窓の上に2基のサーチライトを備えた艦橋。そして船体側面には船内の広間から海中を眺めることのできる、
ネモ船長もお気に入りのドーム窓。いずれもクリアパーツを使用して、クリアガラスが使用されているという劇中設定を表現してあります。

 

<市原俊成氏コメント>
リベットについてなのですが、大きいほうのものでも直径0.6mmぐらいの大きさで数千個の数がありました。
それを手作業で貼り付けていくのはなかなか難しいので、全てデジタル上でモデリング作業を行いました。
デジタルでというと楽チンな印象があるのですが、コツコツとリベットを配置していく作業はデジタルとは言え、
とても手間のかかる作業でした。

手間暇掛かった分、船体とリベットの流れが気に入っています。

 

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↑デジタルといっても、数千個という途方もない数になるリベットはひとつひとつ手作業で位置決めしなければいけません。見栄えを計算したリベットの配置は、遠目にも寄って見ても、気持ちのいい密度で楽しませてくれます。精密なディテールに加え、可動などのギミックも仕込まれていて手にする楽しみを増してくれますよ。

 

 

 

 

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船体の上面3ヵ所にあるハッチと、海中での出入りに使用される底部のハッチ。

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これらはいずれも、開閉が可能となっています。

 

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船尾のスクリューと舵も手動にて可動します。

 

 

 

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そしてスクリューの少し前方、船体と一体化するように搭載されているのが上陸用の小型ボート。
スライドして取り外すことができます。

ハッチやボートは、映画のシーンから人間との対比もわかりやすいポイントなので、
自分がノーチラス号に乗り込む想像なども広がりますね!

 

 

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一番のギミックが、艦橋サーチライトとドーム窓の発光!

艦橋と船底のハッチ内に隠されたスイッチで明るく光って、暗い深海を行くノーチラス号の様子を再現できます。

電気を消して眺めれば、オレンジ色の輝きがロマンあふれる海中の情景に誘ってくれますよ。

 

 

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デスクトップモデルに加え、セットとして付属するのがこちらのミニヴィネット。
全高7センチで、さらに手軽に海中を行くノーチラス号の姿を楽しめます。

 

 

 

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小さくとも緻密なノーチラス号に、取り巻く海水をも捉えて立体表現。

 

 

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台座にはノーチラス号内部を思わせる彫刻が施され、場所を選ばず『海底二万マイル』の世界に浸れる仕上がりなのです。
昔から少年の心をとらえて離さない海洋冒険譚の核となる、ロマンあふれる潜水艦。

 

「フィギュアコンプレックス ムービーリボ No.007 『海底2万マイル』 ノーチラス号 デスクトップ&ミニヴィネットフィギュア」は、
2017年9月9日より発売となります!

 

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