海洋堂は、躍動感ある迫力の描写、リアリティと情感を追求する独自の造形表現で生み出された質の高い模型（フィギュア）を、買い求めやすい価格と販売方式である"お菓子のおまけ"（いわゆる「食玩」）として発信、2000年初頭、社会現象とされるほど大きな"ブーム"を起こしました。この"食玩ブーム"は、フィギュアという概念を一般化させると同時に、フィギュアの在りかた自体を激変させました。その食玩ブームを牽引した不朽の名作フィギュアたちから、タイトルを厳選して完全復刻。「カプセルCLASSICA」と銘打ってリリースします。
「カプセルCLASSICA」は、過去に発売された名作フィギュアをカプセルフィギュア形態で復刻するシリーズです。これまで『アルプスの少女ハイジ』、『ハムスターズランチ』の復刻版を、全国各地に設置されたカプセルベンダーよりリリースして参りました。
「ベンダーマシンにコインを入れてハンドルを回す」購入時のゲーム感覚も楽しい"ガチャガチャ"ですが、販売機の設置場所が都心に集中していたり、取扱店によってはそもそもベンダーマシンに入荷しないなど、欲しいときにすぐ買えないという不便さもあります。そういった問題点を解消するための新しい試みとして、「カプセルCLASSICA」では、インターネット通販形式を採用しました。
カプセルを開けるまで何が出てくるか分からないドキドキ、ついつい集めたくなるコレクション性、といった"ガチャガチャ"の楽しみはそのままに、いつでもどこでもカプセルフィギュアが購入できる利便性を提供します。
最も知られた児童文学であり、素晴らしいビジュアルイメージの宝庫であるルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」(ALICES ADVENTURES IN WONDERLAND)、姉妹編「鏡の国のアリス」(THROUGH THE LOOKINGGLASS)。
その物語に添えられたジョン・テニエルの描く挿絵は、後世に影響を与え続けています。
テニエルの美しいイラストを忠実に立体表現した、海洋堂製作の画期的フィギュアシリーズ「人形の国のアリス」を集めて、楽しいティータイムを演出してください。
- 大きくなったアリスの前に、めかしこんだ白ウサギが、急いだ様子で、やって来ました。アリスが声をかけると驚いて、持っていたキッドの白手袋と大きな扇を落として、かけ去ってしまいます。(不思議の国のアリスより)
- グリフォンとにせ海亀に命令され、詩を暗唱しようとするアリスですが、ロブスターの踊りのことで頭がいっぱいのため、まったくおかしなロブスター詩を暗唱してしまいます。
- 鏡のむこうの世界に興味津々のアリスは、姿見を抜けて鏡の国の部屋に飛びおります。そこでは、時計が小さなおじいさんの顔をして、アリスに笑いかけてきます。(鏡の国のアリスより)
- 地べたにすわりこんで、手帳になにやらしきりに書きつけている白の王様に出会ったアリス。白の王様は、ウサギに似た使者にハムサンドイッチを要求します。（鏡の国のアリスより）
- 吹き飛ばされたショールを追いかけながらやってきた白の女王は、ひどくだらしない格好をしています。アリスは紙に絡まっているブラシを取るのを手伝ってあげます。(鏡の国のアリスより)
- 森にいたはずのアリスはいつの間にか、変わった乗客でいっぱいの汽車の中にいました。車掌さんは、切符を持っていないアリスのことを、望遠鏡、顕微鏡、オペラグラスを使ってジロジロと見てきます。
- ハンプティ・ダンプティが詩「ジャバーウォッキー」に登場すると主張する、アナグマとトカゲとコルク抜きに似ているトーヴと、痩せてみっともない鳥で、モップのような外見のボロゴーヴと、緑色のブタみたいなラースという変な生き物たち。(鏡の国のアリスより)
- ハンプティ・ダンプティの暗唱する詩に登場する、海からきた使者は魚と同様で、言う事をきかず、ハンプティ・ダンプティに怒鳴られても、強気です。(鏡の国のアリスより)
- 戸口から中に入れずに困っているアリスの所へ、年をとったカエルがやって来ますが、まだるっこい口ぶりに、アリスはイライラさせられます。(鏡の国のアリスより)
- 女王アリスのパーティーで、料理に出てきた羊の腿肉を赤の女王がアリスに紹介します。すると腿肉はお肉はお皿の上で立ち上がり、お辞儀をしました。(鏡の国のアリスより)
- 夢から覚めたアリスは、チェスの齣の女王を手に取り、黒猫のキティに問いかけます。「夢を見たのは私？それとも赤の王？お前は赤の女王だったのだから知っているでしょう？
