BOME EDITION(ボーメエディション)Vol.2太秦萌 完成形フィギュア初お披露目 京まふ

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キーワードは「脱レプリカ」。ホンモノのBOME作品、はじめました。

CONCEPT コンセプト

「中国工場を駆使した、安価なPVC製塗装済み完成品」。こうした手法が可能になったからこそ、我が国では’00年代初頭に爆発的なおまけフィギュアブームが生じ、その後、ハイクオリティーで本格的なPVC製美少女フィギュア(無可動のスタチュー)が続々と世に広まっていきました。

ただし、その後に生じた円安や、天井知らずで高騰化し続けていく生産コストにより、いまや1万円を切るPVC製美少女フィギュアは皆無と言っても過言でない状況へと達しています。
製品としてのクオリティーは何ら向上していないのに、ただただ価格だけが上昇し続けていく不健全な構造……こうした現状を打破し、どんなにコストがかかったとしても海洋堂が世に送り出したいクオリティーを維持する方法はほかに存在しないのか? こうした自問自答を繰り返した結果、ことBOME作品に関しては「BOME自身が塗装まで施して仕上げるしかない」というやけっぱちな結論に辿り付きました。

純然たるBOME作品とは「原型製作、パーツ整形、塗装までをBOMEひとりが一括で行った作品」であり、原型の複製品を販売するレジンキャストキットや、『MON-SIEUR BOME COLLECTION(ムッシュ ボーム コレクション)』などのPVC製品も、厳密な意味では「レプリカ」に分類されます。作業工程の非効率さ、BOMEの人件費などから逆算した結果、1体80万円という法外な価格になってしまいましたが、レプリカではない「ホンモノのBOME作品」をホビーの世界に実戦投入するには、すべての作業をBOME自身がひとりで行なう以外に残された術がなかったのです。

9月4日UP

BOMEの軌跡

BOME作品のこれまで

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PRODUCT 商品

第1弾

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』式波・アスカ・ラングレー・テストタイプ プラグスーツ

2015.09.10(木)より販売受付開始!!

ボーメエディションの記念すべき第一弾“式波・アスカ・ラングレー”

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の劇中でエヴァ3号機の起動実験の際着用したテスト用プラグスーツ姿での立体化です。
腕~脚部にはしるケーブル類や大型化したインターフェースヘッドなど、試験用途下のスーツらしいメカニカルな装備をデザインごとに異なる質感まで丁寧に造型+塗装で再現。テスト用プラグスーツの最大の特徴であるのオレンジの半透明部は、薄いフィルムで素肌をラッピングしたような生っぽい質感と透明感を表現するためにクリア塗装を幾重にも塗り重ねることで再現されています。

【サイズ】 全高約550mm 【素材】 レジンキャスト製
シリアルナンバー入り認定証、専用ディスプレイベース付き

販売窓口によっては満数に達し次第、即時受付終了となる場所もありますので、お早めにお申し込み下さい。

販売価格800,000円(税抜・ 送料別途)

原型師ボーメが語る造形のみどころ  Vo.1「式波・アスカ・ラングレー」をモチーフに選んだ理由は塗装にある!?

イメージを表現する

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』に登場したアスカのテスト用プラグスーツは、お腹の部分がラッピングのような透明素材になっているという組み合わせに加え、さらに金属パーツが普通のプラグスーツよりも多いのが特徴で、「これは模型的におもしろい塗装が試せそうなデザインだ」と感じていました。

今回はセンムから「モチーフはボーメが作りたいものを選べ」と言われていたので、これまでにさまざまな表現方法を思い巡らせた、テスト用プラグスーツ姿のアスカを選びました。
このプラグスーツのデザインには“拘束されたお姫様”というイメージがずっとあり「それを表現したい!」というのがこの作品を制作する上でのテーマです。

量産品では再現できない深み

僕は「魅力のある立体物における造形と塗装の重要度」は50/50だと考えています。
今回の企画では、PVC製の量産品ではコストなどの問題で再現できなかった“深みのある色味”を、実際にお客さんの手に渡る商品で表現できるので、僕にとってはこれ以上ない、理想的な商品形態と言えます。ツヤを活かすというテーマもあるので、パーツの表面処理をいつも以上にツルツルに磨いたり、シワをなるべく排除するなどの工夫をしています。

  • イメージを表現する
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  • 量産品では再現できない深み
  • 量産品では再現できない深み

BOMEの魅せる色

模型の世界では透明色と不透明色の塗料が混在していたり、それを塗り重ねたりするなど、絵画やイラストの世界とくらべて手法も塗料も特殊です。下地と上に乗せる塗料の差で色味を変えられるという独特のテクニックも存在し、オレンジはそういった効果が映えるので、おもしろい表現になるように僕自身も楽しみながら試行錯誤しました。

ツヤのある赤色の部分は模型表現の定番テクニックであるクリアー塗料を塗り重ねたコートによる手法は使っていません。赤色そのものだけでツヤを出したいと思ったので、ベースとなる赤に「蛍光ホワイト」を混ぜて塗装したあと、「蛍光クリア」に「クリアレッド」を混ぜた塗料をコートし、色のコク、深みが出るように工夫しました。
普通に見たら光が自然に映り込んでいると感じるツヤやハイライトも、実際に光が映っているわけではなく、下地に吹いたパール塗装で光を意図的に作り出しています。
今はいろんな種類の塗料が各メーカーから出ているので、こういった定番から外れた手法が実行できて楽しいですね。

  • BOMEの魅せる色
  • BOMEの魅せる色

塗り重ねのコク

色を何色も吹き重ねてコクを出すという自分的にオーソドックスな手法も使っていて、髪の毛だけで見ても最後にエアブラシでハイライト入れるところまで数えると7層から10層くらい塗り重ねています。
これまでにイベントなどで発表、展示してきた過去の完成作品では5層くらいですが、今回は「もっとおもしろい効果が出るように」と意識して作業を進めていたら倍の塗り重ねになってしまいました(笑)。

こういう技術は前時代的かもしれません。しかしAFVや艦船、飛行機など他の模型ジャンルでは日々塗装技術が発展しているのに比べ、キャラクターモデルだけは「とにかく薄く塗る」という一方面に特化しつつあり、それに対して、自分なりのアンチテーゼを唱えたいという気持ちがありました。カウンター的に「こういう塗り方にも良さはある」というアピールができたかな? と思っています。

  • 塗り重ねのコク
  • 塗り重ねのコク

アスカ造形へのこだわり

造形については、僕のは山口勝久くんがやっているアクションフィギュアなどと違い、スタチューとして固まってるフィギュアなので、その中でどうやって動きを出せるか? 立っている姿でどういう風に動いているように見せるか? というのが課題でした。
髪の毛は動きを表現できる唯一の部分なので、この形に作り上げました。

スーツは出来るだけ体にフィットした形を出したので、そのあたりも見てもらいたいです。
今回は特別に少数しか作らないということなので、素材にもこだわりました。
細い部品やとがった部品などは金属部品を、他にも透明レンズを使うなどのアレンジを、楽しみながら加えています。

  • アスカ造形へのこだわり
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名古屋松坂屋美術館 海洋堂50周年記念 海洋堂フィギュアワールド展

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エヴァンゲリオンストアより購入する
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海洋堂ホビーロビー東京(秋葉原)
住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田1-15-16 ラジオ会館5F
営業時間:11:00~20:00 ※不定休(イベント時など臨時休業あり)
TEL :(03)3253-1951 FAX :(03)3253-1952
アクセス:JR秋葉原駅「電気街口」下車徒歩1分soldout
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9月7日UP

インタビュー

BOME&センムインタビュー映像

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